国際安全保障学会 2008年度年次大会のご案内
Ⅰ.大会概要
- 時期: 2008年12月6日-7日
- 会場: 政策研究大学院大学(東京都港区六本木7-22-1)
http://www.grips.ac.jp/jp/docs/map.pdf
Ⅱ.プログラム
12月6日
受付:11:30
部会1(12:00~13:40):米国新政権の安全保障政策
司会+討論:梅本哲也
報告
・高畑昭男:「米国新政権の対外政策」
・村田晃嗣:「米国新政権と日米同盟」
・高橋杉雄:「米国新政権の国防政策」
分科会Ⅰ(14:00~15:40)
Ⅰ-①:クラスター爆弾の規制
司会:岩本誠吾(京都産業大学教授)
報告
・松尾友彦(防衛省防衛政策局国際政策課軍備管理・軍縮班長):
「条約の内容と日本政府の立場」
・福田 毅(国会図書館外交防衛課調査員)
「武器規制の見地からみたクラスター規制の意義と問題点」
Ⅰ-②「日米同盟とインテリジェンス」
司会: 信田智人(国際大学)
報告
・春名幹男(名古屋大学):「アメリカのインテリジェンス改革の現状」
・太田文雄(防衛大学):「インテリジェンスと同盟」
総会:16:00~16:30
特別講演(部会2):16:40~17:40
・佐藤謙(元防衛庁事務次官、世界平和研究所副会長)
「日本の国際安全保障上の役割を展望する」
懇親会:18:00~
12月7日
受付:9:30
部会3(10:00~11:40):「戦略論」の現段階
司会:石津朋之(防衛省防衛研究所戦史部)
報告
・永末聡(ロンドン大学大学院生):「ヨーロッパにおける戦略研究の現状」
・塚本勝也(防衛省防衛研究所研究部):「アメリカにける戦略研究の現状」
・中西久枝(名古屋大学大学院教授):「戦略研究と平和学のシナジーをめざして」
討論:加藤朗(桜美林大学教授)
昼食:11:40~13:00
分科会Ⅱ (13:00~14:40)
Ⅱ-①:歴史的記憶と安全保障
司会者 赤木完爾 (慶應義塾大学教授)
報告
・飯倉 章(城西国際大学教授):
「アメリカの安全保障政策にみる歴史的記憶の影響と利用
――パールハーバーの記憶を事例として――」
・庄司潤一郎(防衛省防衛研究所戦史部上席研究官):
「歴史認識における『記憶』と『歴史学』―『日中歴史共同研究』を振り返って」
討論: 井口治夫(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
Ⅱ-②:転換期にある米軍事ドクトリン
司 会:高橋杉雄氏(防衛研究所主任研究官)
座 長:高橋杉雄
報告者:
・源田孝(元空将補、航空自衛隊幹部学校戦史教官):
「米空軍を巡るドクトリン(湾岸戦争の成功とイラク戦争の教訓)」
・佐野秀太郎(2等陸佐、陸上自衛隊研究本部研究員):
「米陸軍の対反乱作戦ドクトリン~イラク及びアフガニスタンの教訓」
・北川敬三(2等海佐、海幕防衛部、米海軍兵学校卒業生):
「米新海洋戦略と21世紀のシーパワー」
討論者: 山口昇(陸将、陸上自衛隊研究本部長)
部会4(15:00~16:40):自衛隊の国際協力活動
司会・討論:伊奈久喜
報告
・磯部晃一(陸将補、中央即応集団副司令官(国際担当):
「国際任務と自衛隊-これまでのレビューと今後の課題」
・吉田正紀氏(海将補、在米大使館防衛駐在官)
「インド洋における給油活動-ワシントンの視点から」
・織田邦男(空将、航空支援集団司令官):
「イラク派遣:回顧と教訓-指揮官の立場から」
・權泰煥(韓国陸軍大佐:在京韓国大使館陸軍武官):
「国際平和協力活動における日韓協力」
【大会参加費徴収のお知らせ】
今回、交通至便の会場にて年次大会を開催できることとなりましたが、会場使用料が発生いたします。そのため今回の大会におきましては、他の学会の例にならいまして、大会参加費を徴収させていただきます。会員1千円、非会員2千円を当日会場受付にてお支払い頂きたく存じます。なお当学会より報告・討論を依頼した非会員の方は、この対象とはなりません。
【聴講される方へ――事前登録のお願い(締切:11月28日金曜)】
- 学会事務局(nakagawa@naigai-group.co.jp)に次の点をお知らせください。
①お名前、②ご所属、③聴講する部会・分科会名。折り返し、大会参加登録証をお送りしますので、そちらを印刷して、当日受付に提示してください。
(*迷惑メール対策のため、@を全角で表記しております。ご連絡の際は、@を半角に変えて送信下さい。) - 大会参加費として2千円(資料代を含む)を当日受付にてお支払いください。
【お知らせ】
- 敷地内に駐車場がありませんので、自家用車での来場はご遠慮ください。
- 年会費は、当日受付でも徴収業務を行います。一般会員8千円、学生会員6千円です。
- 懇親会に参加される方は会費6千円を受付にてお支払い下さい。