研究奨励事業
最優秀出版奨励賞(佐伯喜一賞)ならびに『国際安全保障』最優秀新人論文賞
国際安全保障学会では、防衛・安全保障に関わる研究を奨励する目的から、「最優秀出版奨励賞」および「『国際安全保障』最優秀新人論文賞」の二つの賞を設けています。受賞者に対しては、年次大会総会において表彰するとともに副賞を謹呈します。会員の皆様からのご応募をお待ちしています。
- 最優秀出版奨励賞の対象は、会員が著した安全保障・防衛に関する学術研究書です。一般向けの啓蒙的書籍は対象から外れる場合がありますので、予めご了承ください。確実に選考の対象となるため、学会事務局宛にご著書を1冊お送りいただきたく存じます。出版社から事務局宛に1冊献本していただけると、選考漏れが起こりにくくなるかと存じます。
なお、最優秀出版奨励賞は防衛弘済会による基金によって発足し、賞の名称も加藤陽三氏を顕彰したものでした。現在、こうした制度が廃止されたことを踏まえ、理事会にて新しい名称を検討して参りました。その結果、理事長制度から会長制度へと変更された際の初代会長である、故・佐伯喜一氏を顕彰し、今後、「最優秀出版奨励賞(佐伯喜一賞)」へと変更することが決定しました。 - 『国際安全保障』最優秀新人論文賞は、学会誌に掲載された、若手研究者による論文が対象となります。特集テーマに沿った論文はもとより、自由論題の論文も選考対象に含まれますので、皆様からの投稿をお待ちしています。
問い合わせ先
〒152-0004東京都目黒区鷹番3-6-1 内外出版(株)内
国際安全保障学会事務局 電話03-3712-0142 FAX 03-3712-3130
(2006年12月)
受賞一覧
最優秀出版奨励賞(加藤陽三賞)
2003年度 |
村山祐三『経済安全保障を考える―海洋国家日本の選択』 |
2004年度 |
上杉勇『変わりゆく国連PKOと紛争解決 ―平和創造と平和構築をつなぐ 』 |
2005年度 |
松村昌廣『 軍事情報戦略と日米同盟―C4ISRによる米国支配』 |
2006年度 |
中島信吾著 『戦後日本の防衛政策』 |
最優秀出版奨励賞(佐伯喜一賞)
2007年度 |
信田智人『冷戦後の日本外交―安全保障政策の国内政治過程』 |
2008年度 |
金子謙『NATO北大西洋条約機構の研究―米欧安全保障関係の軌跡』 |
2009年度 |
楠 綾子『吉田茂と安全保障政策の形成―日米の構想とその相互作用、1943~1952年』 |
2010年度 |
梅本哲也『アメリカの世界戦略と国際秩序』 |
2011年度 |
荒川憲一『戦時経済体制の構想と展開―日本陸海軍の経済史的分析』 |
2012年度 |
川名晋史『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』 |
『国際安全保障』最優秀新人論文賞
2003年度 |
青井千由紀「9.11後の軍事行動と国連体制―介入と『脱集団化』の時代における国連の役割と正統性」 |
2004年度 |
該当作なし |
2005年度 |
道下徳成「北朝鮮の核開発をめぐる交渉1993~94年――強制手段の役割を中心に」 |
2006年度 |
宮下雄一郎「自由フランスと戦後秩序をめぐる外交1940年-1944年」 |
2007年度 |
鈴木一人「フランスとESDP――『ドゴール・ミッテラン主義』の制度化過程」 |
2008年度 |
千々和泰明「権威をめぐる相克―駐日米国大使と在日・在沖駐留米軍 1952―1972年」 |
2009年度 |
吉田真吾「デタントの成立と日米同盟―相互不安と「正当性の危機」による制度化の進展」 |
2010年度 |
黒﨑将広「戦闘員資格の制度枠組み―捕虜資格との機能的相違」 |
2011年度 |
白鳥潤一郎「エネルギー安全保障政策の胎動―石油市場の構造変動と『対外石油政策』の形成、1967―1973」 |
2012年度 |
布施 哲「対中アクセス拒否戦略―新たな対中防衛戦略のあり方を目指して―」 |
